LEDの付いた竹の鳥居が設置された境内

LEDの付いた竹の鳥居が設置された境内

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青色LEDで竹の鳥居に彩り 射水・櫛田神社

北日本新聞(2015年12月26日)

 心穏やかに初詣をしてほしいと、射水市串田(大門)の櫛田神社は、参道に竹の鳥居を設けた。青色のLED(発光ダイオード)が取り付けられ、夜間は鳥居の形をした光が闇の中に浮かび上がり、幻想的な雰囲気となる。

 初詣は、年が明けるとともに真夜中にする人が多い。同神社は、夜に心和む参拝ができないかと考え、約300メートルもある長い参道を生かし、竹の鳥居を設けることにした。

 門松のある参道の入り口に立つと、向こうに光っているものが何かある。茅(ち)の輪をくぐり、神馬を見て参道を進むと、光るものがLEDの付いた竹の鳥居だったことが分かる。境内に生えている太さ10センチほどの孟宗(もうそう)竹を使い、氏子が高さ3・2メートル、幅2・5メートルに組み上げた。LEDは来年1月1日午前0時から3日まで終日点灯される。

 宮川真清宮司は「宮の古いたたずまいと現代的なLEDを組み合わせた。神様へ続く道を穏やかな気持ちで歩いてほしい」と話す。

 同神社は学業、安産、商売繁盛などほとんどのお守りのデザイン、お神酒の箱や瓶のデザインを一新。正式参拝や縁起物の授与所は1日は午後7時まで、2日は午後6時まで、3日は午後5時まで受け付ける。

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