もろみの温度を均一にする「櫂入れ」を行う高澤杜氏

もろみの温度を均一にする「櫂入れ」を行う高澤杜氏

富山県 高岡・氷見・射水

新酒仕込み最盛期 氷見・高澤酒造場

北日本新聞(2016年1月8日)

 明治期創業の高澤酒造場(氷見市北大町)で新酒の仕込みが最盛期を迎え、7日は高澤龍一蔵元杜氏や蔵人4人が作業に精を出した。需要の高まりを受け、3月上旬までに前年比25%増の約4万5千リットルを醸造する。

 作業は毎朝5時に始まり、7日は麹(こうじ)づくりのほか、大型タンクが並ぶ大正期からの土蔵でもろみの温度を均一にする「櫂(かい)入れ」を行った。酒米は氷見市早借産「富の香」や南砺市産「山田錦」などを使う。

 今季は暖冬のため、酵母の発酵が早まるなどの影響が出ており、雑味を生まないよう温度管理に細心の注意を払う。高澤杜氏は「氷見の食に合うより良い酒を追求したい」と話した。

 同酒造場は容器の中にもろみを入れた袋を積み重ね、初めはその重みだけで酒を搾り出す「槽(ふな)搾り」の技法を用い、「有磯曙」銘柄の日本酒を製造している。

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