ゲートをくぐり抜け次々とスタートする参加者=富山競輪場(2015年5月31日)

ゲートをくぐり抜け次々とスタートする参加者=富山競輪場(2015年5月31日)

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わずか3日間で定員に グランフォンド富山

北日本新聞(2016年2月6日)

■自転車長距離走イベント、全国から注目

 毎年初夏に開かれる自転車長距離走イベント「グランフォンド富山」の実行委員会は5日、参加希望者が定員の1300人を超えたため募集を締め切ったと発表した。ことしは昨年より定員を200人増やしたものの、今月1日の開始から3日までのわずか3日間で定員に達した。昨年は募集開始から1カ月以上かかったという。上野茂実行委員長は「新幹線開業効果と大会の注目度の表れ。全国から訪れる人が満足してもらえる大会にしたい」と話している。

 ことしは5月29日、富山競輪場を発着点に南砺市などを巡るロング(180キロ)をはじめ、ミドル(130キロ)、サイクリング(80キロ)、ファミリー(50キロ)の4コースで実施。北陸新幹線開業後初めての募集で、参加者の増加を見込んでロングとミドルの定員合計を昨年の1000人から1200人に増やした。

 同実行委によると、ロングとミドルで東京や神奈川など首都圏からの参加希望者が昨年より約3割増加。女性も1割増えた。今回初めて北海道からの参加もあったという。

 大会はグランフォンド富山実行委員会、NPO富山サイクル交流倶楽部、県自転車競技連盟主催、チューリップテレビ、北日本新聞社共催。

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