第10回高波チューリップまつりは17日、砺波市高波の観光圃場(ほじょう)で開かれ、訪れた人がカラフルなじゅうたんのように広がる花畑を楽しんだ。
1.8ヘクタールの圃場では24品種100万本がほぼ満開となって彩り、花が淡いクリーム色から桃色に変わる品種「マンゴチャーム」や、紫色のフリンジ咲きの品種「ゴリラ」といった希少品種も並ぶ。
高岡市戸出町から次男、長女と訪れた大見優美さん(37)は「すごくきれい。こんなに畑が広がっているとは思わなかった」と笑顔を見せ、花をバックに写真を撮っていた。
強風など悪天候のため予定されていたプリンセスチューリップ来場や砺波のゆるキャラ大集合は中止となった。
高波地区球根組合が22日から砺波チューリップ公園で始まるとなみチューリップフェアを前に開いた。19日以降には花を摘み始めるという。北日本新聞社後援。