回廊の壁に映し出された3Dプロジェクションマッピング=瑞龍寺

回廊の壁に映し出された3Dプロジェクションマッピング=瑞龍寺

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鏡面パネル敷き和の映像で彩り 瑞龍寺春のライトアップ

北日本新聞(2016年4月20日)

 29日~5月1日の「国宝瑞龍寺 春のライトアップと門前市」に向け、「3Dプロジェクションマッピング」の試験投影が19日、高岡市関本町の瑞龍寺で行われた。高岡の文化や龍をモチーフにした映像が山門横の壁を華やかに彩った。

 プロジェクションマッピングは、2014年の春のライトアップから毎年行われている。山門の左右に広がる回廊の壁(それぞれ幅約20メートル、高さ約3メートル)を一つのスクリーンに見立て、3D映像を投影。ことしは壁の下部に幅約2メートルの鏡面パネルを敷き、水面を表現した。

 映像はデジタル製作会社のキャンバス(富山市山室、山本博士代表)が手掛けた。「鏡花水月」をテーマに、鏡面パネルに反転することをイメージして制作。御車山や漆器なども登場し、昨年までの映像より高岡の歴史文化を感じさせる内容となっている。山本代表は「鏡に映る上下が反転した世界を楽しんでほしい」と話す。

 ライトアップは午後6時半~同9時半。プロジェクションマッピングは3日間とも同7時20分ごろから20分間隔で行う。瑞龍寺ライトアップ実行委員会主催、北日本新聞社など共催。

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