ライトアップされる11本の花山車=小矢部市商工会館前

ライトアップされる11本の花山車=小矢部市商工会館前

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石動で花山車11本絢爛 小矢部

北日本新聞(2016年4月30日)

 小矢部市の石動曳山(ひきやま)祭は29日、市中心市街地で開かれ、絢爛(けんらん)豪華な花山車(はなやま)11本が引き回された。夜には勢ぞろいしライトアップされた。ことしは北陸初のアウトレットモールが開業してから初の開催となり、市観光協会によると、駐車場に県外ナンバーも見られ、昨年より見物客が多かったという。

 江戸時代後期から続くとされる愛宕神社の春季例祭。市文化財に指定された11町自慢の花山車は御旅所(おたびしょ)が設けられた市商工会館前から一斉巡行に出発した。夕方には提灯(ちょうちん)花山車となり、石動曳山連盟の宇田正一会長ら役員が一番山の中新田町曳山を先導。11本が商工会館前に集まり、桜井森夫市長らがライトアップのスイッチを押した。花山車の試乗体験もあり、大勢の見物人が楽しんだ。

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