第38回越中だいもん凧(たこ)まつりは15日、射水市枇杷首(びわくび)の庄川左岸河川敷の同市大門カイトパークで開かれ、県内外の愛好者や子どもら4050人が大凧や連凧を空高く揚げた。
快晴で適度な風が吹く絶好のコンディションに恵まれた。午前は児童クラブの親子連凧、全国各地の有名凧、大門小学校児童や一般参加による自由凧を揚げた。
午後からは6畳以上の大凧が登場。企業や各種団体のコマーシャル凧、地元の37自治会による最大12畳の大凧が舞った。6畳凧に初めて挑んだ同市大門中学校は風にうまく乗せて150メートルの糸を出し切った。佐賀涼輔文化委員長(3年)は「みんなで作った凧が高く揚がって達成感を感じる」と笑顔だった。伝統的な武者絵のほか、熊本地震の被災者を応援するご当地キャラクター「くまモン」、ラグビーW杯で活躍した五郎丸歩選手を描いた凧も見られた。北日本新聞社、販売店でつくる北日本会、北日本新聞サービスセンターも出場した。
茂出木雅章日本の凧の会会長、大橋昭二越中だいもん凧の会会長、棚田北日本新聞社取締役高岡支社長らが審査した。北日本新聞社など協賛。