御印太鼓の練習に励む小中学生=金屋町公民館

御印太鼓の練習に励む小中学生=金屋町公民館

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小中学生ら御印太鼓や踊り練習 19日から御印祭

北日本新聞(2016年6月18日)

 高岡鋳物発祥の地、高岡市金屋町の礎を築いた前田利長をしのび、19、20の両日に同町一帯で行われる「御印(ごいん)祭」(北日本新聞社共催)に向け、地元の小中学生らが御印太鼓や踊りの練習に熱を入れている。

 御印太鼓は鋳物の湯が沸き立つ音を表現した太鼓。地元の小中学生が金屋町の平穏と発展を願って打ち鳴らす。19日午後6時半から金屋緑地公園で披露する。

 練習は13日から、金屋町公民館で始まった。

 17日は小中学生14人が集まり、力強いばちさばきを見せた。宮崎照大(しょうた)さん(高岡西部中3年)は「御印太鼓は今年が最後なので、最高の音を鳴らしたい」と意気込んでいる。

 19日の町流しは千人以上が鋳物作業歌の弥栄節(やがえふ)に合わせて、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された金屋町の石畳通りを練り歩く。踊りの練習も佳境で、細かい所作を確認した。

 御印祭は加賀藩2代藩主である利長の命日の6月20日(旧暦5月20日)に合わせて毎年開かれている。

 19日に町流しや奉納踊り、20日は子供町流しなどがある。

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