高岡市の景勝地、雨晴海岸の海開きが3日、松太枝浜海水浴場で行われた。神事が執り行われ、関係者が海水浴の安全を祈った。毎年恒例の地元の児童・園児による初泳ぎは暴雨のため中止された。
雨晴観光協会(早木康満会長)や市、自治会、警察、消防から約30人が出席。伏木神社の尾崎定秀宮司が祝詞を奏上し、出席者は順に玉串をささげた。市消防艇「やまと」が安全を願って放水した。神事の後、早木会長は「雨晴海岸は由緒正しい場所。美しく安全な海水浴場にしたい」とあいさつ。市観光交流課の大窪慶子課長が祝辞を述べた。
伏木消防署と氷見市消防署による合同の水難救助訓練も実施。男性3人が波にさらわれた想定で取り組んだ。