櫓輪踊りの練習に取り組む参加者

櫓輪踊りの練習に取り組む参加者

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魅せます櫓輪踊り 30日に富山岩瀬みなと祭

北日本新聞(2016年7月8日)

 30日に富山市の岩瀬カナル会館を中心に開かれる「第69回岩瀬みなと祭」(金尾雅行実行委員長)に向けた講習会が6日夜、同市岩瀬地区センターで開かれた。参加者は、祭りの最終を飾る「櫓(やぐら)輪踊り」の完成度を高め、本番へのムードを盛り上げた。

 地元の日本舞踊家、花柳松香さんが主宰する花柳松香会のメンバーや、岩瀬校下婦人会(大村恭子会長)、近くの住民ら100人が参加。花柳さんの実演の後、参加者は早速うちわを手に、地元に伝わる「みなと小唄」「みなと音頭」を練習。「目線をうちわの上に向けて」「波を表すように大きく円を描いて」などと指導を受け、仕草を確認した。

 今年の岩瀬みなと祭は「70年の節目へ 発信!発進!」がコンセプトで、流行のものも取り入れようと若手シンガーソングライターのステージがある。熊本地震の被災地へのチャリティー活動として募金箱を設置。ジャズピアニストの友井賢太郎さんの演奏に合わせ、熊本の郷土芸能「山(やま)鹿(が)踊り」が繰り広げられる。花柳さんは「見に来た人に楽しんでもらえるよう、踊りの質を高めたい」と意気込む。

 11日は、舞台のオープニングセレモニーとして踊る「岩瀬まだら」を岩瀬小学校児童と一緒に練習する。

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