氷見市稲積の西洋風庭園・氷見あいやまガーデンで、「ユリの女王」と称されるカサブランカが咲き始めた。12日は、来園者が高貴な雰囲気を醸し出す白い大輪と独特の甘い香りを楽しんでいた。
園内ではカサブランカ2千株を栽培。現在は2分咲きとなっており、今月末まで見頃になるという。ユリは黄色のコンカドールやイエローウイン、ピンクのソルボンヌも咲き誇る。
カサブランカはスペイン語で「白い家」という意味。ガーデンマスターの深沢広治さんは「緑の空間で純白の花と豊かな香りを楽しんでもらいたい」と話した。
同園では17、18日に竹製の灯ろうで園内を照らし出す「森のいさり火」を開催する。時間はいずれも午後6時から同8時半までで入園無料。串焼きや浜焼き、かき氷などを販売し、18日はコンサートを開く。北日本新聞社後援。
問い合わせは同園、電話0766(72)4187。