第44回ひみまつりのメイン行事の一つ「獅子舞フェスティバル」は6日、氷見市北大町の比美乃江公園で開かれた。県内4団体による勇壮な舞が繰り広げられ、大勢の見物客が熱気に満ちた夏のステージを楽しんだ。
地元氷見市の上伊勢青年団と上田青年団、富山市八尾地域の井田青年団、高岡市の和田上町青年団が出演。大とりを飾った上田は天狗(てんぐ)が通常の倍近い1・8メートルの6尺棒を使い、見応えのある舞台を繰り広げた。太鼓台も用意した上伊勢は、勇ましさと華やかさを兼ね備えた舞を次々と演じた。
井田は雄と雌の獅子にそれぞれ2人ずつ入る「二人立(ににんだち)獅子」を披露。和田上町は獅子殺しなどの演目で魅了した。
開会式ではひみまつり実行委員長の本川祐治郎市長と棚田北日本新聞社取締役高岡支社長があいさつ。ひみ獅子舞振興会の堀口八郎会長が司会を務め、ユーモアあふれる語り口で盛り上げた。フェスティバルは北日本新聞社主催。