屋外ステージ周辺で盛り上がる聴衆。県外からの来場も目立つ=2015年8月、南砺市園芸植物園

屋外ステージ周辺で盛り上がる聴衆。県外からの来場も目立つ=2015年8月、南砺市園芸植物園

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南砺「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド」きょう開幕

北日本新聞(2016年8月26日)

■県外客増え宿泊施設満室

 南砺市福野地域を舞台にしたワールドミュージックの祭典「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド」が開かれる26~28日、市内のホテルや旅館が満室になるケースが相次いでいる。実行委員会は、これまでの東京公演などを通じて、県外ファンが増えたことによる波及効果とみて、魅力発信の成果に手応えを感じている。

 南砺市寺家新屋敷(福野)の「福野タウンホテル ア・ミュー」は会場の市福野文化創造センターや園芸植物園に近く、出演アーティストの利用も多いため、毎年、3日間の期間中は40室ほぼ全てが埋まる。

 福野地域で宿泊先を確保できなかった人の受け皿になっているのが、福光地域の旅館だ。3年ほど前から、イベントに協力するサポーターに登録した旅館を中心に、利用者が増えているという。

 「スキヤキ」プロデューサーのリバレ・ニコラさんは「東京や沖縄など県外での公演を通じて、ワールドミュージックの魅力が広まり、県外からの集客につながっている」とみる。

 福光地域の川合田温泉では、27日が11部屋全て満室となった。観客だけでなく、ブラジル北東部の音楽「マラカトゥ」のパレードに参加する人も目立つ。愛知などで、こうした特徴的な音楽のワークショップを開いてきた成果が現れた形だ。

 山田晃代表(56)は「新幹線開業効果が薄れてきただけに、この時期の利用はありがたい」と喜ぶ。来年は客同士の交流を深めてもらうため、会期中の宿泊を「スキヤキ」来場者のみに絞ることも考えている。

 18室ある法林寺温泉も27日はほぼ満室。お客さんの居住地は東京、神奈川、福島、京都などと幅広い。中川良一代表(45)は「県外の人にアピールできるチャンス」と、PR効果を期待する。

 25年前に「スキヤキ」発足に関わった米田聡市ブランド戦略部長は「特徴的な文化を地域に根付かせながら開催してきたことで、発信力が高まってきた。これからも新文化を創造し、大勢の人を引き付けることが大切」と話している。「スキヤキ」は北日本新聞社共催。

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