影絵の世界を堪能できるよう、展示の確認をする藤城清治さん(右)=県立近代美術館

影絵の世界を堪能できるよう、展示の確認をする藤城清治さん(右)=県立近代美術館

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影絵作家・藤城清治さんの最新作展示

北日本新聞(2016年9月16日)

 日本を代表する影絵作家、藤城清治さん(東京)の創作をたどる企画展「藤城清治 光よろこびメルヘン展」の16日開幕を前に、藤城さん本人が14日夜、会場の県立近代美術館を訪れ、展示や照明などを念入りに確認した。来場者が影絵の幻想的な世界に浸れるよう、細部にまで目を配り、スタッフに指示を出し「富山でなければできない展示。会場全体が夢の空間になった」と手応えを語った。

 企画展は、藤城さんの初期の油彩画から富山を描いた最新作まで約240点を展示。美術館の大きな吹き抜けのある構造を生かし、高さ7メートルの塔を設けたり、影絵が映り込むよう、作品の手前に水槽を設置したりするなど、工夫を凝らした展示で光と影の総合芸術を伝える。

 開幕へ、会場ではスタッフ約50人が急ピッチで作業を進めた。藤城さんは隅々まで見て歩き、仕上がりつつある展示を入念にチェック。解説パネルの位置や照明の明るさにも目を配り、来場者が楽しんで鑑賞できるように修正を指示した。「たくさんの人に来てもらい、生きる喜びを感じてほしい」と話した。

 企画展は11月13日まで。16日は午前9時半からの開会式後に開場する。県立近代美術館と北日本新聞社主催。

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