虹色にライティングされたクロスランドタワー

虹色にライティングされたクロスランドタワー

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タワー変身、光のアート クロスランドおやべ、きょう点灯

北日本新聞(2016年9月24日)

 24日に小矢部市のクロスランドおやべで開催される光のアート「タワーライティング」の最終調整が23日行われた。音楽に合わせて高さ118メートルのクロスランドタワーがさまざまな光で照らされ、普段と異なる魅力を放った。24日は午後7時ごろから行われる。

 アートハウスおやべの開館1周年記念の企画展「アートハウス夢フェスタ2016」(北日本新聞社後援)の関連イベントの一つ。タワーをアートに見立ててライティングするのは初めてとなる。

 畠山雅弘さん(48)=小矢部市埴生=と藪陽介さん(49)=砺波市小島=でつくるアートユニットで音と映像を使った空間芸術に取り組む「ニュートラルプロダクション」が演出を担当する。ガラス張りのタワー内の階段に舞台用のLED(発光ダイオード)ライト36個を置き、タワー土台のコンクリート部分にはプロジェクターで光を当てる。

 本番同様に行った調整ではリズム音などの音楽にシンクロし、タワーの下部から上部に光が上っていくように点灯したり、点滅したりして無機質なタワーに光で動きを与えた。全体が虹色に彩られるとスタッフから「いいないけ」と声が飛んだ。本番は6分1サイクルの演出を繰り返す。畠山さんは「クロスランドタワーの新しい魅力を再確認してもらえたらうれしい」と話した。

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