観光案内図を説明する松原会長(左)や川平さん(手前左から2人目)

観光案内図を説明する松原会長(左)や川平さん(手前左から2人目)

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地元名所どうぞ訪ねて 西魚津駅前に観光案内図

北日本新聞(2016年10月26日)

 魚津市下中島地域振興会(松原勇会長)は25日、地区の名所や公共施設を絵も交えて示した観光案内図を地元の富山地方鉄道・西魚津駅前に設置した。建物の絵は同市の新川高校美術部員が制作しており、振興会は分かりやすい案内図を駅乗降客に利用してもらい、地区活性化につなげたいとしている。 

 西魚津駅前でセレモニーを行い、下中島地区住民や新川高、市、富山地鉄の関係者約20人が参加した。松原会長(76)が「駅近くに魚津水族館やミラージュランドがあり、案内図設置を地区発展につなげたい」とあいさつし、原画を描いた新川高の川平楓さん(3年)らと除幕した。

 川平さんは新川文化ホールや住吉小学校など8カ所の建物を色鉛筆で巧みに描いた。自作を説明し、「西魚津駅の歴史の古さを表現するのが難しかった」などと述べた。

 観光案内図は縦90センチ、横150センチで夜は太陽光発電で照らす。主な道路や施設を載せ、蜃気楼(しんきろう)の写真や英文説明も掲載した。下中島地区は市外の人が訪れる施設が多く、振興会が案内図を設置して駅周辺を活性化させようと新川高に協力を求めた。

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