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把瑠都さん、佐久をPR 市が親善交流大使に任命へ

信濃毎日新聞(2016年11月11日)

 北欧エストニアのサク市と友好関係の佐久市が、同国出身で大相撲の元大関把瑠都(ばると)さん(32)を市親善交流大使に任命することが10日分かった。市の魅力を国内外に広く発信し、人や経済、文化の交流の裾野を広げてもらいたい考え。市は16日に都内で任命式を開く。

 市は、2020年東京五輪・パラリンピックに参加する海外選手らと地域間交流を進める「ホストタウン」に、相手国としてエストニアを登録。サク市とは、互いの中学生らが行き来する交流が今年から始まるなど、同国とは縁が深い。

 今後、さらに交流人口を増やし、地域活性化にもつなげようと、知名度が高い把瑠都さんの協力を得ようと依頼した。現在は格闘家やタレントとして活動する把瑠都さんは「僕でいいんですか。光栄です」と快諾したという。

 大使は任期4年で、市のPR活動や行事に参加したり、エストニアとの交流に向けて情報提供や助言をしたりといった活動に取り組む。

 市の桜井和則経済部長は「人懐っこくてサービス精神が旺盛。エストニアと佐久の橋渡し役として適任」と評価する。1カ月ほど前に佐久市を訪れた把瑠都さんと自宅で食事をした「日本・エストニア親善協会」事務局長の水間正久さん(66)も「気さくな人。きっと、佐久の力になってくれる」と期待していた。

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