山田地域産の食材を使ったおやきを持つ若林理事長(右)ら

山田地域産の食材を使ったおやきを持つ若林理事長(右)ら

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山田の味覚 おやきに NPOが5種類商品化

北日本新聞(2016年11月13日)

 富山市山田地域の住民らでつくるNPO法人「山田の案山子(かかし)」(若林秀美理事長)は、エゴマやマコモタケなど地元の食材をふんだんに使ったおやきを考案した。本格的な販売が12日、同法人が開設している同市山田小島の特産品販売所で始まり、大勢の人が買い求めた。

 山田の案山子は、特産品販売所で富山市山田地域の野菜や果物を販売しているほか、特産品の研究開発や他地域との交流事業などに取り組んでいる。今回、「やまだのおやき」と題し、「マコモタケ」「ニラ」「大根菜」「ナス」「切り干し大根」の5種類のあんを商品化。いずれも山田地域の食材を使ったもので、「ニラ」と「大根菜」にはエゴマの実が入っている。

 感謝祭があった6日には訪れた人に試食してもらい、好評だった。12日も朝から大勢の人が特産品販売所を訪れ、「おいしい」「香ばしい」などと笑顔を見せていた。

 おやきは大と小の二つのサイズがあり、大は100円で、小は50円。旬を迎えた山田地域産リンゴの搾りたてジュースも販売しており、若林理事長は「特産品販売所ではいろいろな里山の味が楽しめる。多くの人に来てほしい」と話している。

 問い合わせは同法人、電話076(457)2333。

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