大賞に選ばれた佐野さんの作品を鑑賞する来場者=富山県民会館

大賞に選ばれた佐野さんの作品を鑑賞する来場者=富山県民会館

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審査員、実行委員が魅力紹介 越中アートフェスタ

北日本新聞(2016年11月21日)

 県民会館で開催中の「美の祭典 越中アートフェスタ2016」は20日、講評会が始まり、審査員と実行委員の3人が作品の魅力やテーマについて紹介した。来場者の中には創作に携わる人もおり、メモを取るなどして熱心に聞き入っていた。アートフェスタは23日まで。入場無料。

 立体は富山市ガラス美術館長の渋谷良治さん、平面は日本画家の温井喜央さんと、書家の広野梨川さんが解説した。

 渋谷さんは全体の評価としてレベルが高く、上位の作品は拮抗(きっこう)していたことを紹介。大賞に選ばれた佐野猛さん(富山)のガラス作品「五角水指」を取り上げ「さまざまな技法が使われている。手間が掛かり、技術が必要」と述べた。

 温井さんは優秀賞に選出された入江亮輔さん(入善)の絵画「OBSESSION」について「構成力があり、流れを強く感じさせる」と評価した。広野さんは山本晃士さん(上市)の書「風に吹かれて」に関し「リズム感があり、総合的な美を狙って仕上げている」と述べた。

 会場にはフェスタの出品者も訪れた。油絵を描いた木村勲さん(富山)は「伝えたいものを中心に描くというアドバイスが参考になった。今後に生かしたい」と意欲を語った。

 講評会は会期中、毎日午後0時半から開く。フェスタは、平面と立体の2部門で、県民の自由な創作に光を当てる美術公募展。2006年にスタートし、今回で11回目を迎えた。県と県芸術文化協会、県美術連合会主催、県文化振興財団と北日本新聞社共催。

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