千枚漬け用に丁寧に薄切りされた大カブ=富山市婦中町外輪野

千枚漬け用に丁寧に薄切りされた大カブ=富山市婦中町外輪野

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早生大カブの千枚漬け作り最盛期

北日本新聞(2016年11月29日)

 富山市婦中町の音川地区で冬の味覚「早生(わせ)大カブ」の千枚漬け作りが最盛期を迎えている。地元の農事組合法人「音川加工」(谷井さよ子代表理事)では28日、女性メンバー10人が、薄切りや塩漬けなどの作業に追われた。

 地区特産の大カブは、歯応えの良さと素朴な甘さが人気で、ことしは中身がしっかり詰まっているという。千枚漬けは、皮をむいた大カブを約2ミリの厚さにスライスし、たるの中で一晩塩漬け。甘酢と昆布、唐辛子、ユズを加えて仕上げる。

 谷井代表理事は「これから寒さが強まると大カブの甘みも増す。かむほどに味がしみ出し、サクサクした食感を楽しんでほしい」と話した。

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