展示室に運び込まれた一番街通の山車=高岡御車山会館

展示室に運び込まれた一番街通の山車=高岡御車山会館

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「一番街通」の山車初登場 高岡御車山会館

北日本新聞(2016年12月19日)

 高岡御車山(みくるまやま)会館(高岡市守山町)で常設展示されている山車(やま)の入れ替え作業が17日から2日間の日程で行われている。18日は「一番街通」の部材が運び込まれ、展示準備が進められている。

 同館は昨年4月の開館以降、全7基の山車を1基ずつ4カ月交替で展示しており、今回で5基目となる。17日は8月下旬から飾られていた小馬出(こんまだし)町の山車が搬出された。

 18日の作業は午前9時前から始まり、一番街通の山車を維持する源平町と三番町、一番町の住民約30人が協力した。末広町の収蔵庫から、車輪が付いた「地山(ぢやま)」と、装飾や部材の入った木箱を会館に運び込んだ。地山の上では、山大工の指示の下、十二支の金具が付いた長押(なげし)や高欄などの部材を組み立てていた。夕方までには完成する予定。

 同館2階では、高岡御車山祭がユネスコの無形文化遺産に登録されたことを記念した企画展が行われている。遺産に登録された全国の行事33件のポスターなどを掲示している。来年5月下旬まで。

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