南砺市中ノ江の道の駅福光一帯で11、12日に開かれる「南砺ふくみつ雪あかり祭り」に向け、地元住民が空に浮かべる巨大紙風船の製作に力を入れている。
祭りでは、福光美術館で12日まで開かれている「なんと版画年賀状公募展」の出品作や、地元住民らが思い思いに表現した図案を表面に描いた紙風船(高さ6メートル、幅3メートル)55基を冬空に浮かべる。
住民は昨年10月下旬から同市の石黒公民館で、和紙に図案を描き写し、貼り合わせて風船を作る作業に取り組んできた。
紙風船は11日正午~午後8時と、12日正午~午後6時に揚げる。悪天候の場合は中止。両日とも午後1時から餅つき大会や吹奏楽演奏などがある。祭りの様子を撮影した写真のコンテストも行う。応募締め切りは28日。問い合わせは道の駅福光、電話0763(52)4100。祭りは北日本新聞社後援。