舞台あいさつに登場した坂本監督(後列左)、佐藤みゆきさん(前列左から2人目)ら=TOHOシネマズ高岡

舞台あいさつに登場した坂本監督(後列左)、佐藤みゆきさん(前列左から2人目)ら=TOHOシネマズ高岡

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「真白の恋」先行上映 県内2館で舞台あいさつ

北日本新聞(2017年2月12日)

 射水市新湊地域を舞台にした映画「真白の恋」の県内先行公開が11日、高岡市のTOHOシネマズ高岡と、富山市のTOHOシネマズファボーレ富山で始まった。両館でそれぞれ坂本欣弘(よしひろ)監督や出演者による舞台あいさつがあり、「世界に広がっていく映画にしたい」と思いを語った。

 TOHOシネマズ高岡では、午前の上映終了後に舞台あいさつがあった。坂本監督や主演の佐藤みゆきさんをはじめ、出演した岩井堂聖子さん、福地祐介さん、山口詩史さん、杉浦文紀さん、深川格さん、脚本家の北川亜矢子さんが登場した。

 佐藤さんは「脚本の素晴らしさが生きるように素直な演技を心掛けた。富山の美しい景色に見守られて出来上がった作品」と振り返った。坂本監督は「2年前に撮影を始めた時、こんな形で公開できるとは想像できなかった」と喜びを語った。出演者から撮影時のさまざまなエピソードが紹介された。

 新湊地域を中心に大勢の観客が訪れ、浅井育弘さん(72)=射水市立町=は「人の心の温かさが伝わる作品だった」と満足そうだった。

 「真白の恋」は、軽度の知的障害がある女性の恋と成長、家族らとの絆を描いた作品。今後、全国各地の映画祭や映画館などで順次公開される。北日本新聞社協賛。

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