白装束に身を包んで目隠しをした女人衆が、橋に敷いた白布の上をゆっくりと渡る「布橋灌頂会」=立山町芦峅寺(2014年)

白装束に身を包んで目隠しをした女人衆が、橋に敷いた白布の上をゆっくりと渡る「布橋灌頂会」=立山町芦峅寺(2014年)

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布橋灌頂会は9月24日 女人衆30人多く

北日本新聞(2017年3月1日)

 立山町芦峅寺に伝わる女性救済儀式「布橋灌頂会(ぬのばしかんじょうえ)」の実行委員会(会長・佐伯元信芦峅寺総代)が28日、県民会館で開かれ、9月24日の開催を決めた。白装束姿で布橋を渡る女人衆は前回より30人多い110人とし、うち40人は6月上旬から一般募集する。

 布橋灌頂会はかつて立山登拝を許されなかった女性が極楽往生を願った儀式。明治期の廃仏毀釈で廃れたが1996年の国民文化祭で復活し、現在は3年に1度開催している。ユネスコ「プロジェクト未来遺産」に登録され、サントリー「地域文化賞」を受賞している。

 会合では佐伯会長があいさつし、開催日や募集人数などを協議した。女人衆はJRや全日空の旅行会社ANAセールスなどを通じ、全国から募集。町は立山信仰を切り口にインバウンド(訪日旅行者)対策を進めるため海外メディアの特派員らを招くほか、英語版PR動画を制作する。

 大勢の見学者に対応するため昨年、布橋を一望できる斜面に整備された観覧席を活用。地元芦峅寺の名物料理などを販売する「芦峅ごっつぉ祭り」を併催する。立山博物館では9月上旬から1カ月余りの特別展示を予定している。

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