青空の下、高さ14メートルの雪の壁を楽しむ観光客=立山・室堂周辺

青空の下、高さ14メートルの雪の壁を楽しむ観光客=立山・室堂周辺

富山県 立山黒部アルペンルート アウトドア・レジャー

圧巻、雪の大谷ショー 立山黒部アルペンルート全線開通

北日本新聞(2024年4月16日)

 富山県を代表する山岳観光地・立山黒部アルペンルートが15日、全線開通した。初日の入り込み客数(速報値)は富山側3549人、長野側3262人の計6811人で、昨年の約1・2倍となった。ルートを運営する立山黒部貫光は「コロナ禍前のにぎわいに近づいている」とした。

 青空の下、アジアの国々を中心にインバウンド(訪日客)や県内外の観光客が「雪の大谷」の散策イベントを楽しみ、大迫力の雪壁に歓声を上げていた。今年の雪の最高地点は14メートルで、昨年より1メートル高い。

 同社によると、団体個人の予約数は昨年を上回っている。担当者は「能登半島地震の影響はなく、観光面で北陸を盛り上げていきたい」と話した。

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