高岡銅器と井波彫刻の伝統技術に現代の先進技術を駆使して再現された釈迦三尊像に見入る来場者=ウイング・ウイング高岡

高岡銅器と井波彫刻の伝統技術に現代の先進技術を駆使して再現された釈迦三尊像に見入る来場者=ウイング・ウイング高岡

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本物そっくり「クローン仏像」 高岡で初公開

北日本新聞(2017年3月10日)

 高岡、南砺両市と東京芸術大などが産学官連携で作った「国宝 法隆寺金堂釈迦(しゃか)三尊像」の再現像が完成し9日、高岡市のウイング・ウイング高岡で初の内覧会が行われた。科学技術と高岡銅器、井波彫刻の技を生かし、本物そっくりの「クローン仏像」に仕上がった。一般公開は10日から20日まで。入場無料。

 再現像の制作は高岡、南砺両市や東京芸術大などでつくる協議会が2015年度から取り組んできた。同大が計測したデータを基に3Dプリンターで原型を作り、高岡市の鋳物メーカーが釈迦三尊像と後ろの大光背(だいこうはい)を鋳造した。台座は南砺市井波地域の職人が手掛けた。

 この日は会場でオープニングイベントがあり、再現に携わった職人や同大関係者が思いを語り合った。

 釈迦三尊像は1400年前の飛鳥時代、仏師の鞍作止利(くらつくりのとり)が聖徳太子の病気回復を祈り作った。釈迦如来像(高さ87・5センチ)と左右の脇侍(きょうじ)(同約90センチ)で構成し、門外不出とされている。

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