川本喜八郎人形美術館前を進む大名行列

川本喜八郎人形美術館前を進む大名行列

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開館10周年彩る「大名行列」 飯田の川本喜八郎人形美術館

信濃毎日新聞(2017年3月26日)

 長野県飯田市の川本喜八郎人形美術館で25日、開館10周年記念の催しがあった。オープニングを飾ったのは、「飯田お練りまつり」の主要な出し物の一つ「大名行列」(飯田市無形文化財)。お練りまつりは数えで7年に1度の開催で、普段は目にできない大名行列を間近に見ようと、多くの人垣ができた。

 約30人の役者たちが同館前で行列を組み、「エーハリーワサートーナー」などと掛け声を響かせた。役ごとの演技で、役者が空高く投げた草履を捕ってみせると、周りを囲んだ観客は大きな歓声を上げて拍手。ちょうど1年前のお練りまつり開幕日に披露された際と同様の熱気に包まれた。

 同館は人形美術家の川本喜八郎さんが作った人形約200体を所蔵。NPO法人いいだ人形劇センターによると、2010年8月に亡くなった川本さんは、同年3月のお練りまつりを最後に見物し、とても喜んでいたという。

 10周年記念で館内は無料開放された。開館以来、展示ケース越しでしか公開していなかったという諸葛亮孔明(しょかつりょうこうめい)の人形と1日限定で写真撮影できるコーナーは、整理券を配るほどの人気だった。

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