色鮮やかな大行燈を勇壮に練り回した福野夜高祭=南砺市の福野神明社前

色鮮やかな大行燈を勇壮に練り回した福野夜高祭=南砺市の福野神明社前

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福野夜高祭が開幕 夜空に極彩色鮮やか

北日本新聞(2017年5月2日)

 南砺市の福野夜高祭は1日、同市福野地域中心部で始まり、大中小の夜高行燈(あんどん)20本が「ヨイヤサー」の掛け声に合わせ、勇壮に引き回された。

 行燈は、祭りを受け継ぐ7町が精魂を込めて制作。高さ約6.5メートルの大行燈の最上部は、それぞれ大黒様(横町)、高御座(たかみくら)(上町)、屋形船(七津屋)、花車(御蔵町)、御輿(みこし)(新町)、御所車(浦町)、宝船(辰巳町)が精巧にかたどられている。

 夕暮れとともに、同市福野(上町)の通称「銀行四ツ角」周辺に勢ぞろいし、夜空に赤を基調とした極彩色の姿が浮かび上がった。ゆったりとしたリズムの夜高節と拍子木に合わせ、法被姿の若連中らが引き回し、まちなかに熱気を呼び込んだ。

 優美・勇壮夜高行燈コンクール(北日本新聞社後援)もあり、大行燈、小行燈とも昨年に続き浦町が最優秀賞を獲得した。

 この祭りは1652(慶安5)年、大火からの復興と安寧を願い、伊勢神宮のご分霊を福野神明社の氏神として出迎えた際、行燈をともしたのが由来とされる。県指定無形民俗文化財。最終日の2日は練り回しの後、引き合い(けんか)がある。

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