機内食に採用されたみりん干しを紹介する江幡社長(左)と寺下会頭

機内食に採用されたみりん干しを紹介する江幡社長(左)と寺下会頭

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ファーストクラス機内食に氷見の干物 全日空欧米路線

北日本新聞(2017年5月17日)

 氷見市の水産加工業者の製品が6月から、全日本空輸の欧米路線のファーストクラスで機内食として採用されることが決まった。氷見商工会議所が、友好提携先の川崎商議所(川崎市)との交流を生かし、販路を開拓した。関係者は「氷見産品を国内外で広く知ってもらう機会になってほしい」と期待している。

 採用されたのは、江政商店(氷見市北大町、江幡勉社長)が手掛けるシシャモのみりん干し。焼かずに食べることができ、独自に調合したたれが出す風味と軟らかさが特長で、同社の人気商品となっている。

 氷見商議所では昨年、川崎商議所の会員企業で、機内食を製造するANAケータリングサービス川崎工場に、氷見の業者が手掛ける17商品を提案。審査を経て、日本酒のつまみとして、みりん干しの採用が決まった。味覚に加え、一口サイズで食べやすい点も評価された。

 今回の商品採用は8月まで。欧米路線は1日13便運航されており、江政商店からは約7千人分を出荷する見込みという。江幡社長は「海外客にも食べてもらい、認知度が高まってほしい」と話した。

 氷見商議所からの提案商品ではこのほか、鱈場(同市朝日本町、矢田部政人社長)が提供するシロエビが3~5月、全日空欧米・シンガポール路線のファーストクラスでの前菜の素材に採用された。

 同商議所では今後も提案を続けていく方針で、寺下利宏会頭は「今回の二つの採用を起爆剤とし、需要の広がりにつなげたい」と述べた。

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