中郷商工会が作ったしおり「鉄道遺産 二本木駅」

中郷商工会が作ったしおり「鉄道遺産 二本木駅」

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スイッチバックなど 歴史の語り部二本木駅 しおり作成

新潟日報(2017年7月13日)

 上越市中郷区の中郷商工会は、同区にある二本木駅の100年以上に及ぶ歴史や、折り返し線で進行方向を変えるスイッチバックが県内で唯一あることなどの特徴を紹介するしおり「鉄道遺産 二本木駅」を作製、同駅で配布している。

 中郷区では、二本木駅を核に観光誘客を進めており、スイッチバックの撮影を目当てに訪れる鉄道マニアも多い。これまで駅だけを取り上げたパンフレットなどがなかったことから、中郷商工会が県商工会連合会の助成を活用して、しおり1万部を作った。

 しおりでは、駅やスイッチバックの歴史のほか、一見しただけでは分からない駅の特徴も掲載。1910(明治43)年完成の駅舎や赤れんが造りの油庫が現在も残っていることや、終戦後に取り付けられたホームの屋根の支柱には、当時の物資不足を反映して線路が用いられたことなどを写真付きで解説している。中郷商工会は「小さな駅だが、たくさんの歴史が詰まっている。こうした点を多くの人に伝えて、中郷ににぎわいをもたらしたい」としている。えちごトキめき鉄道のリゾート列車「雪月花」の乗客にもしおりを配っている。

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