南砺市福野地域のワールドミュージックの祭典「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド2017」は27日、同市福野文化創造センターで、最終日のステージを繰り広げ、注目の女性アーティスト、クロ・ペルガグさん(カナダ)が美しい歌声で聴衆を魅了した。北日本新聞社共催。
作詞、作曲を幅広く手掛けるペルガグさんは、フランス語圏のケベック州出身。欧州でも高い評価を受け、27歳にして豊富な受賞歴を誇る。ステージでは、片脚を上げるなど独特の動きを交え、透明感を帯びた歌声を響かせた。
昨年、アルゼンチン音楽界の代表的グループ「アカ・セカ・トリオ」の一員として出演したシンガー・ソングライターのフアン・キンテーロさんは、ブラジルの最高峰ピアニストと評されるアンドレ・メマーリさん(ブラジル)と共演。日本の唱歌「故郷(ふるさと)」も歌い、感動を呼んだ。
29、30日に東京公演を行い、福野地域と同様、ペルガグさんやガイ・ス・アクヨルさん(トルコ)らが出演する。