2日目を迎えた富山市八尾町中心部の伝統行事「おわら風の盆」は2日、各町が町流しや輪踊りを繰り広げた。週末ということもあり、大勢の観光客が通りを埋めた。
秋を感じさせる風が吹き抜ける中、観光客は踊りや唄を満喫した。鏡町では、「おたや階段」下の広場で男女の踊り手が情感たっぷりにおわらを披露。"観覧席"となった階段を埋め尽くした観光客たちが、うっとりと見入っていた。
八尾小学校グラウンドのおわら演舞場、越中八尾観光会館のおわらステージもあった。
おわら風の盆行事運営委員会によると、この日の人出は約11万人で、初日と合わせると約19万人となった。最終日の3日は、午後7~11時に各町で町流しがある。雨の場合は中止になることもある。