■「庄川おんせん野菜」たっぷり
砺波市の「となみブランド」に認定されている「庄川おんせん野菜」を使ったソフトクリームが6日、同市庄川町示野の道の駅庄川で発売された。同野菜を加工して6月に販売を始めた「しょうがドリンク」を混ぜ、上品な甘さに仕上げている。
庄川おんせん野菜は、ミネラル成分が豊富とされる庄川清流温泉の源泉をかけて育てている。初の加工商品のしょうがドリンクに続く第2弾として、「おんせんしょうがソフトクリーム」を開発した。
ソフトクリームの材料にしょうがドリンクを入れ、抽出する。価格は350円。道の駅庄川を運営する庄川峡観光協同組合の川崎和夫副理事長は「まろやかな味で、子どもからお年寄りまで食べやすい」とアピールする。同組合は、庄川地域特産のユズを使った「ゆずソフトクリーム」を庄川水記念公園で販売しており、ご当地ソフトは二つ目になる。
6日は第70回日本温泉科学会が栃木県で始まり、7日には杉森賢司東邦大医学部講師らが庄川おんせん野菜の成分などについての研究成果を紹介する。同組合によると、同野菜に関する学会発表は初めて。