新たに展示された「忍者ハットリくん」の複製原画に見入る海外からの観光客=氷見市潮風ギャラリー

新たに展示された「忍者ハットリくん」の複製原画に見入る海外からの観光客=氷見市潮風ギャラリー

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藤子ワールド魅力充実 氷見潮風ギャラリー10周年

北日本新聞(2017年10月8日)

 氷見市出身の漫画家、藤子(A)不二雄さんの作品を紹介する潮風ギャラリー(同市中央町)は、人気作「忍者ハットリくん」「怪物くん」傑作選の複製原画など33点を新たに展示し、7日から公開を始めた。藤子(A)さんの歩みや描写の特徴がうかがえる内容で、作品の魅力を伝えている。

 潮風ギャラリー開館10周年記念事業の一環。忍者ハットリくん「白猫斎(はくびょうさい)さまきたる!」(1986年)は、短いシーンにキャラクターの性格や心境を凝縮し、光と影の描写も特徴的な作品。怪物くん「お正月は怪物ランドで」(69年)は、斬新な視点やダイナミックな構図が楽しめる。

 笑ゥせぇるすまん「拾ったフィルムのヒト」(94年)は、今年6月に氷見市を舞台に変更してアニメ放送された作品。同ギャラリーではアニメ版の資料も展示しており、見比べて楽しむことができる。

 初日は早速、家族連れらが訪れ、展示に見入った。香港から来た家族連れは「こちらでも『ハットリくん』をテレビで放送しており、藤子(A)さんの作品は好き。絵がとてもかわいい」と満足そうに話した。10周年を記念して、怪物くんの着ぐるみと触れ合うキャラクターグリーティングも行った。

 キャラクターグリーティングは8、9日も午前11時、午後2時、3時から行う。10周年記念事業として、市内を巡る宝探しラリー(参加無料)も11月末まで実施している。

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