佐久地方の熱気球愛好者らでつくる「佐久熱気球クラブ」は、サンタクロースやトナカイの衣装を着て熱気球に乗り込み、佐久市の空を飛んでプレゼントを届けた。佐久の子どもたちに夢と笑顔を―と毎年行い、今年で20回目。「空からサンタがやってきた」と銘打つイベントで、子どもたちはプレゼントを受け取ると笑顔を見せた。
午前7時半ごろに同市の千曲川スポーツ交流広場を飛び立ち、1時間半ほど市内の空を巡回した。着陸可能な場所を見つけては気球を降ろし、駆け寄る子どもたちにお菓子が入った紙袋を手渡した。子どもたちはサンタクロースと握手をしたり、記念撮影をしたりと楽しんでいた。
同クラブ副会長の江元光博さん(66)は「サンタへの手紙をくれる子どももいて、私たちにとっても楽しみなイベント」と話していた。
24日も午前7時に同広場を飛び立ち、2時間ほど市内を巡る。天候によっては中止となり、実施は市観光協会のフェイスブックで告知する。