「うさぎおみくじ」を手にする南部さん(右)と松井さん

「うさぎおみくじ」を手にする南部さん(右)と松井さん

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うさぎおみくじ引いて 高瀬神社

北日本新聞(2017年12月28日)

 南砺市高瀬(井波)の越中一宮高瀬神社は来年1月1日から、祭神の大国(おおくに)主命(ぬしのみこと)とゆかりの深いウサギの模様を木製の玉に刻み込んだおみくじを用意する。20種類と豊富で、人生の指針を示している。素材は井波彫刻でよく使われるクス。城端の「しけ絹」の袋とセットとし、地元の伝統産業アピールにもつなげる。

 同市井波の「よしみ工房」が発案。長さ3センチ程度の繭玉のような形に加工し、「月に兎(うさぎ)」「真向き兎」など、それぞれ異なる姿で刻み込んだ。「生まれ変わる時」「何事にも真っすぐ」などの意味が込められ、自らの生き方や心構えを確認できる。「大国さまのおさとし うさぎおみくじ」と名付け、箱から引いてもらう。

 同工房の南部望さん(28)は社寺彫刻にウサギがよく使われていることから思い付いたという。

 同市城端の松井機業の「しけ絹」を素材にした袋も用意。木玉を入れてお守りのようにして持ち歩くこともできる。6代目見習いの松井紀子さん(33)は「機織りの神様は大国主命に導かれたという言い伝えがある」と話し、同神社と関わる仕事の意義深さを感じていた。

 おみくじは500円、しけ絹の袋は300円。

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