高速回転させた木材を削り、バットを作る職人=エスオースポーツ工業(写真部部長デスク・垣地信治)

高速回転させた木材を削り、バットを作る職人=エスオースポーツ工業(写真部部長デスク・垣地信治)

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球春へバット削る 福光で生産最盛期

北日本新聞(2018年2月16日)

 球春が近づく中、木製バットの産地・南砺市福光地域で、生産が最盛期を迎えている。プロ野球選手用も手掛けるエスオースポーツ工業(南砺市開発、大内弘社長)では15日、木材を削る音が響いた。

 福光では4社が全国シェアの半分を製造している。電子制御による製造が主流だが、エスオースポーツ工業では手作業を続けている。職人の中島勝樹さん(50)と中塚陸歩(りくほ)さん(28)が高速回転させたメープル材に刃物を押し当てて削り、バットを作り上げた。

 バットはプロ野球の広島、楽天などの一軍選手約20人にも供給している。大内社長は「手作りの方が、選手の要望に忠実に応えることができると思っています」と話した。

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