29日に七尾市一本杉通りで開幕する第15回花嫁のれん展(北國新聞社後援)に、今年も氷見市観光協会の女性会員でつくる「ひみ凰(おおとり)の会」が花嫁のれん20点を出展する。谷内和子会長ら12人が10日、市中心市街地観光交流センター「寄合(よりあ)い処(どころ)みそぎ」を訪れ、一本杉通り振興会のメンバーにのれんを託した。
振興会とひみ凰の会は、能越自動車道七尾氷見道路開通を機に交流しており、出品は4回目となる。今回氷見から託されたのは、昭和初期から50年代ののれんで、七尾から氷見に嫁いだ女性の品も寄せた。谷内会長は「花嫁のれんを通して、七尾、氷見の交流を一層深めていきたい」と話した。
のれん展は5月13日までで、期間中は一本杉通りの商店や民家約60軒で計170枚ののれんを飾る。初日の29日は花嫁道中が行われる。