石川の文化振興へ力を合わせることを誓った芸文協・春まつり=金沢市内のホテル

石川の文化振興へ力を合わせることを誓った芸文協・春まつり=金沢市内のホテル

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「文化力」誇り、磨きを 金沢で芸文協・春まつり 「根性よし」の気風さらに

北國新聞(2018年4月26日)

一般財団法人石川県芸術文化協会の芸文協・春まつり2018(北國新聞社など後援)は25日、金沢市のホテル日航金沢で、加盟47団体の千人を超える会員が参加して開かれた。飛田秀一会長は、石川の「文化力」を示す国の指標がいずれも全国トップクラスに位置することを紹介し、「芸文協加盟団体の努力の成果であり、もっと評価されてもいい」と強調した。出席者は全国に誇る「文化力」をさらに磨くため、力を結集することを誓い合った。
 飛田会長は、作家の加藤廣(ひろし)さんが生前に「お金を儲(もう)けるには才能がいる。お金を蓄えるには忍耐がいる。しかし、お金を使うには文化がいる」と金沢で講演したという逸話を紹介した17日付北國新聞朝刊「時鐘」を取り上げた。石川には文化にお金とエネルギーを割く人が多いとし、「文化力を高めるには、一口で言うと、経済合理性ではなく、『根性よし』の気風が大切ということだろう」と話した。
 総務省の社会生活基本調査などに基づく「石川100の指標」で、茶道をたしなむ人の比率が全国1位、美術に親しむ人は4位、華道5位、クラシック音楽鑑賞も9位に入るなど、「文化力」の高さが際立っている。飛田会長は「他地域より『根性よし』が多いということ。皆さんの頑張りに報いて、県民もさまざまな催事に参加している」と語った。
 来賓の谷本正憲知事、山野之義金沢市長があいさつし、作野広昭県議会議長の発声で乾杯した。杉本栄蔵中能登町長、黒沢和規金沢市議会議長らも出席した。
 開宴を彩るアトラクションは、11月3日に金沢市文化ホール改修記念事業として開催する「カナザワ・ダンスガーデン2018」のエキシビションとして、県世界の民俗舞踊研究会のナ・レイ・プアラニ・フラスタジオがフラダンスを披露した。今年度の北國フォトクイーンも紹介された。

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