高岡市戸出地区の恒例行事「第18回高岡といで菜の花フェスティバル」が29日、高岡オフィスパーク周辺で開かれた。汗ばむ陽気の中、マラソン大会やバルーンセレモニーなどが行われ、来場者約1万人は春の雰囲気を満喫した。
フェスは菜の花を通じて戸出地区の魅力をPRし活性化につなげようと、2001年から毎年開いている。
開会式では角玄富雄同フェス実行委員会長、高橋正樹市長、萩原清JA高岡組合長、大井正樹市議があいさつ。バルーンセレモニーでは子どもたちが風船約1200個を空に飛ばした。風船には、菜の花の種と風船を受け取った人へのメッセージを付けた。
マラソン大会は約250人が出場。3キロ、5キロ、10キロの3部門に分かれ、菜の花畑沿いを駆け抜けた。戸出中学校バスケットボール部の土居航士さん、安部帆香さん(いずれも3年)が選手宣誓した。
ステージイベントでは戸出中学校吹奏学部やアマチュアバンドが演奏を披露。菜の花畑でのモデル撮影会や、特産品販売、ミニSLもあり、会場はにぎやかな雰囲気に包まれた。北日本新聞社後援。