白山市の美川漁港で14日、今季初めてシラスが水揚げされ、石川県漁協美川支所の組合員が釜ゆでした後、港に網を広げて天日干しした。
シラスはカタクチイワシなどの稚魚の総称で、この日は専用の網を積んだ漁船1隻が2回出漁して沖合5キロ程度で網を張り、計約120キロを水揚げした。組合員によると今季のシラスは体長15~25ミリで、身がしっかりしている。シラス漁は6月中旬まで行われる。
14日の県内は晴れか曇りで、最高気温は輪島20.9度、珠洲20.2度、金沢18.3度など、4月中旬から5月下旬並みだった。
金沢地方気象台によると、15日の県内は高気圧に覆われて晴れ、日中の最高気温は金沢、輪島ともに26度の夏日が予想される。