散策しながら春山を満喫する観光客=立山・室堂

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立山駅に入山届の臨時窓口開設へ 室堂の混雑解消

北日本新聞(2018年5月15日)

 立山黒部アルペンルートの室堂ターミナルにある入山安全相談窓口の混雑を緩和するため、県は山スキーの愛好者やスノーボーターが増える11月、週末ごとに立山駅(立山町千寿ケ原)に臨時の窓口を設ける。同駅で事前に入山届を書いてもらうことで、室堂の窓口でのスムーズな案内につなげる。

 入山届は、4、5月と11月に室堂周辺でスキーや登山をする人に対し、県が提出を義務付けている。室堂ターミナルにある入山安全相談窓口で、スキー客らに記入を求め、その際に山の天候を伝えたり登山装備をチェックしたりしている。

 だが、5月の大型連休や雪の降り始める11月は窓口が混み合い、十分な入山指導ができなくなることがある。このため、県はケーブルカーの乗り場がある立山駅にも窓口を設け、スキー客が事前に入山届を作成できるようにした。

 ことしの大型連休中、立山駅に試験的に窓口を設けたところ、県が受理した入山届870件のうち、4分の1近くが立山駅で記入されたもので、室堂での混雑緩和に一定の効果が認められたという。臨時窓口を設置するのは11月中の土曜と日曜の予定で、県自然保護課の磯孝行自然公園係長は「入山届を事前に書いてもらうことで、山の情報を伝える時間を増やせるようになるといい」と話している。

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