南砺市観光協会と砺波市の庄川峡観光協同組合、射水市の富山情報ビジネス専門学校が連携し、インバウンド(訪日外国人客)向けの旅行商品「着物姿でフォトトリップ(仮称)」を計画している。井波地域のまち歩きと和食ランチ、庄川峡クルーズを楽しみ、写真を撮影してもらう。7月から実施する予定で、26日はパンフレット用の写真撮影を行った。
ツアーは増加傾向にあるインバウンド個人客の誘客が狙いで、砺波地域の魅力を発信する。着物のレンタル代や昼食代、乗船料、シャトルバス代をセット料金にする。7千~8千円を想定している。
この日は同専門学校のベトナム、フィリピン、ミャンマーの留学生3人がモデルを務めた。着物姿で庄川遊覧船のショートクルーズや、彫刻工房、町家が並ぶ八日町通りで撮影した。本年度は試行期間とし、来年度から本格実施する。