射水市新湊地域中心部を流れる内川沿いの同市放生津町に、空き家を改修した「水辺の民家ホテル」がオープンした。キッチンなどを備えた1棟貸し切りで「カモメ」「ウミネコ」の2棟を備える。24、25の両日に内見会を開く。
空き家リノベーションや空間デザイン、まちづくりを手掛ける「グリーンノートレーベル」(同市放生津町)が開設した。内川沿いに宿泊することで、街の魅力を多くの人に知ってもらうことが狙いだ。
定員2人の「カモメ」は1階にキッチンやこぢんまりとした和室を備え、2階にベッドルームを設置。定員4人の「ウミネコ」は1階にリビングダイニングを配置し、2階を宿泊スペースとした。旧家のはりなどを生かしたおしゃれな内装に仕上げた。
目の前には内川が流れ、未明から早朝にかけて出航する漁船を見ることもできる。同社の明石博之代表は「地域の良さを知ってもらう拠点にするため、住民とも協力して運営していきたい」と話している。問い合わせは電話090(2379)7575。