定置網漁を間近で見学した子どもたち

定置網漁を間近で見学した子どもたち

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定置網漁、間近で見学 氷見で親子15組

北日本新聞(2019年7月28日)

 氷見市の「夏休み親子定置網漁見学」は27日行われ、市内の親子15組33人が遊覧船に乗って氷見沖の漁の様子を間近で見学した。

 漁業に関心を持ち、漁の仕組みを知ってもらおうと毎年企画している。一昨年と昨年は出航の条件が整わず、3年ぶりに実施した。

 小学1年から中学1年まで18人と大人15人が参加。午前4時半ごろに市漁業文化交流センター横の乗船場を出発した。市水産振興課の担当者が、氷見の定置網は30以上あって沖合2~4キロに設置されていることを説明した。

 同市宇波沖の定置網近くに停船。2隻の漁船が間隔を詰めながら網を引き揚げる様子を見学した。授業で定置網を見学したという竹原俐來(りく)君(海峰小6年)は「網を揚げる様子は初めて。氷見の魚が有名なのは朝早くから働く漁師さんのおかげと分かった」と話した。遊覧船の前船長、四方(よも)好明さん(68)が定置網の構造を解説した。

 氷見漁港の製氷・冷凍施設や競り場も見学した。30日には親子16組33人が参加する予定。

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