高岡商業高校の3年生4人は4日、高岡市中心市街地で観光ガイドの仕事を体験し、市内外の観光客らに高岡の魅力を発信した。
3年生の課題研究の一環として昨年から実施。生徒らは、地元の観光ボランティアグループ「あいの風」の杉山喜重子さんらの助言を基に、高岡の名所や歴史について調べ、まとめた。
一行は山町ヴァレーから出発。国重要文化財の「菅野家住宅」では、ガイド役の生徒が、黒瓦屋根と大きな箱棟を紹介し、土蔵造りの特徴を解説した。
高岡鋳物発祥の地である金屋町では、通りの石畳の中にハート型や星型の銅板が隠れていることや、金屋緑地公園の落下型の噴水が同町の千本格子をイメージしていることなどを説明した。
一行は千保川や御車山会館なども見て回った。