南砺市上平地域のライトアップイベント「四季の五箇山 雪あかり」は1日、世界文化遺産・菅沼合掌造り集落一帯で始まった。うっすら雪化粧した山里の集落が光りを帯び、幻想的に浮かび上がった。2日まで。
地元有志でつくる実行委員会(中谷栄伸委員長)が企画。同集落と、近くの五箇山合掌の里の合掌家屋計20棟を50基のライトで照らした。
10センチほど雪が積もった一帯を大勢の観光客が散策した。集落の特設舞台では、越中五箇山民謡保存会の踊り手が「といちんさ」と「こきりこ」を披露し、幻想的な雰囲気に花を添えた。
2日も日没から午後8時までライトアップし、民謡は同5時45分からと同7時からの2回披露される。