小松市立高華道部は27日、市民病院で、1、2年生が生けた小品4点を展示した。池坊小松支部が市内の高校と2002年から続けているボランティア活動で、1階ロビーに飾られた鮮やかな作品が医療関係者や患者らを和ませた。
夏の花材であるケイトウやトルコキキョウ、フトイなどを組み合わせ、爽やかな作品に仕上げた。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、作品は学校で生け、指導した芦辺松寿(しょうじゅ)支部長らが搬入した。
市立高生徒の作品は30日まで展示する。28~31日は小松高と小松商高、29日~8月1日は小松明峰高が出展し、計42点がロビーを彩る。4校は池坊小松支部の指導を受けている。