氷見三昧御膳に舌鼓を打つ利用客=氷見市姿のひみのはな

氷見三昧御膳に舌鼓を打つ利用客=氷見市姿のひみのはな

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氷見三昧秋冬編スタート 市内26店、旬の味覚でもてなし

北日本新聞(2020年10月13日)

 氷見市の民宿やホテル、飲食店が新鮮な地元食材を使ってもてなす「"食都(しょくのみやこ)"四季を彩る氷見三昧(ざんまい)キャンペーン秋冬編」は12日、市内26店で始まった。各店が新型コロナ対策に万全を期しており、利用客はくつろぎながら趣向を凝らした料理を堪能した。来年2月末まで。

 各店の料理人が氷見漁港で水揚げされた魚介や氷見牛、氷見米、地元野菜などを使って腕を振るう。平日昼の「氷見三昧御膳(ごぜん)」が中心で、土日祝日・夕食に対応したり、より豪華な「氷見三昧かがやき御膳」や宿泊プランを用意する店もある。期間中、抽選で食事券5千円分が当たる「お得キャンペーン」を行う。

 氷見市姿の九殿浜温泉「ひみのはな」では、タイやカンパチ、カジキなどの造り、氷見牛の石焼き、天ぷら、氷見うどん、釜飯などがテーブルを飾った。友人と4人で訪れた同市加納の澤田昌子さんは「刺し身も肉もおいしく、来たかいがあった。温泉に入って帰る」と満足そうだった。

 氷見三昧は、食をテーマに氷見の魅力を発信し、交流人口拡大につなげようと2004年にスタート。参加店でつくる氷見三昧倶楽部や市、市観光協会、JA氷見市、氷見漁協、北日本新聞社などで実行委員会を組織している。問い合わせは市観光協会、電話0766(74)5250。

 ▽参加店=はしもと屋(中田)ひみのはな(姿)潮の美(脇方)うみあかり(宇波)ラ・セリオール、磯波風(泊)いけもり(指崎)美岬、叶、げんろく、すがた、城山、あお、こーざぶろう(阿尾)ルートイングランティア氷見和蔵の宿(加納)トロイカ、與市郎(窪)あさひや、美浜荘(島尾)ひみ番屋街番屋亭、きときと亭三喜(北大町)秀月(幸町)川喜、灘や(本町)牛屋、たなか(朝日丘)

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