白山市下吉谷町の綿ケ滝で20日、白山の雪解け水で水量を増した滝の水が手取峡谷へ勢いよく流れ落ち、落差32メートルのダイナミックな光景が広がった。訪れた人はうららかな日差しの下で大自然に触れた。
綿ケ滝は、水面をたたくしぶきが綿をちぎって落としたように見えることが名前の由来とされる。
二十四節気の一つで穀物を潤す春雨が降る頃とされる「穀雨(こくう)」の20日、石川県内は高気圧に覆われて晴れた。最高気温は珠洲で今年最高の22・5度、金沢21・0度、輪島20・1度など、各地で20度を上回った。
金沢地方気象台によると、21日は引き続き高気圧に覆われて晴れる。